こんにちは!
木津川市の工務店が手掛ける、注文住宅「らく住む」のインテリアコーディネーター尾野実菜子です。
ママの声をカタチにした家づくりブランド「らく住む」では、毎月1回、女性インテリアコーディネーターが 延べ床面積18坪から34坪の戸建てプラン(間取り)をご提案。
ブログでは、家事動線や収納スペースなど、間取りのポイントを「らく住むPoint」としてご紹介しています。
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以前、リフォームのお客様で、L型のキッチンは決まっているけれど、冷蔵庫の配置に悩まれている案件がありました。
なぜそんなに悩まれていたのでしょうか。その内容をひも解きながら、住まいのご希望をあらかじめプランニングに反映するための3ステップをお伝えします。
こちらは、お施主様が準備してこられた図面です。もともとL型のキッチンがあり、それを新しくまた対面のL型にしたいというご希望でした。
かなり、冷蔵庫とお手持ちの食器棚の配置に悩まれた痕跡が伺えます。
なぜこんなに悩まれたのか、問題点を探ってみましょう。
ここでは「食器棚と冷蔵庫をどのようにおいてもデッドスペースができてしまう」ということが最大の問題点です。お施主様はそれに気が付かず、具体的な案もないまま試行錯誤されている状況でした。
「コの字型の収納」の場合、コーナーはデッドスペースと呼ばれています。システムキッチンの場合はこのようにコーナー収納がありますが、既製品を置くとなるとデッドスペースができてしまうのです。
問題点をはっきり認識した上で、解決方法を模索しましょう。
間取りを決めるうえで、決っているものがあれば手書きでもいいので寸法を書いてみます。
これによって、より具体的なプランニングが可能となります。
キッチンに食器棚を配置するのは一般的ですが、今回は、食器棚の配置はキッチンスぺ-スの外にご提案しました。
といってもシンクからさほど遠くない位置です。食器を洗って水を切って、2,3歩で収納するという動線ですね。
インテリア建材・アイテムや設備は年々新商品が出回ります。
今回はシステムキッチンの周辺アイテムでコーナーカウンターがありましたので、そちらをご提案。食器棚をキッチンから外したので、スペースが生まれ、このようなレイアウトになりました。
冷蔵庫とシンクの寸法や、シンクから食器棚への寸法を実際メジャーを利用して確認してみることも大事です。今回はリフォーム前の現場で実際にマスキングテープを貼って確認しています。
いかがでしょうか?
希望と問題点を明確にし、情報を入手し、具体的な寸法を確認することで、今回は下記のような利点が生まれました。
今回は、キッチンまわりのレイアウトでしたが、新築時には、こうしたい、ああしたい、というご希望がたくさんあります。そんな時は3つのステップで想像しましょう。
一つ練習してみましょう。
建て替えを考えていて、「食卓の窓の外に隣接した隣の窓があり、目線が気になる」という例があったとします。
プランニング時に窓の位置をずらすか、それが不可能であれば、それに代わる何で解決しておくといったことが必要です。
ご希望と問題点を照らし合わせてみましょう。
希望と問題を整理する
固定概念を取りはらう
情報を入手
「新築時に決めること」の中にご希望を反映させる際、プラン時から考えたいことの一例です。
住まい方や、間取り制限、ご要望が違えばご提案内容も変わってきます。
新しいおうちで、どんな暮らしにしたいかを具体的に想像しながら、一緒に創造して(つくって)いきましょう。
木津川市で「らく住む」を展開する工務店・喜創。
京都府木津川市や精華町、奈良市、大和郡山市などを中心に
戸建て新築住宅やリノベーションなどを手掛ける工務店です。
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『新築を検討しているけれど、お金が・・・』
『間取りについて、強いこだわりがある』
『住宅会社・工務店を何社も周った結果、どこに決めたらいいか迷っている』
『土地から探したいが、どんなふうに探せばいいのか・・・』
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戸建て建売、中古住宅、中古物件を希望の方も、意外と知らない新築との違いをお伝えいたします。
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