こんにちは!
木津川市の工務店が手掛ける、注文住宅「らく住む」のインテリアコーディネーター眞鍋京子です。
ママの声をカタチにした家づくりブランド「らく住む」では、毎月1回、女性インテリアコーディネーターが 延べ床面積18坪から34坪の商品プラン(間取り)をご提案。
ブログでは、家事動線や収納スペースなど、間取りのポイントを「らく住むPoint」としてご紹介しています。
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突然ですが、皆さんは「洗濯」がお好きですか?
私は、特に好きでも嫌いでもないのですが、子どもが保育園時代、子育て世代真っ盛りの時期に、洗濯物を「たたむ」「しまう」という工程がとても苦手でした。
それから数年。洗濯動線に合わせて仕組みを見直してからは、洗濯という家事の流れもスムーズになりました。
間取り計画の中でも、「洗濯」については洗面脱衣室に洗濯機が置けるスペースがあるだけ、というのがまだまだ一般的。
以前から「ランドリールーム」「家事室」というスペースは存在していますが、間取りの優先順位としては低いのが実情です。
先日、“洗濯王子”こと洗濯家の中村祐一さんをゲストに「洗濯×暮らし×家づくり」についてオンライン対談をする機会がありました。その時のお話も交えながら「洗濯動線と間取り」について考えてみたいと思います。
家事の中でも洗濯の工程は意外と多く、洗濯物の移動距離が長い場合もありますね。
「洗濯をする」というと「洗濯機に入れる」➡「干す」➡「たたむ」の3工程だと思っていませんか?
名もなき家事がたくさんあるように、洗濯にも多くの工程があるのです。
そして、多くの家では一ヶ所で完結しない場合がほとんど。ともすれば1階で洗濯して2階に干し、1階2階3階それぞれの場所にしまう、というご家庭もあるのではないでしょうか。
対談では、洗濯のプロ目線で計画された洗濯家中村祐一さんのご自宅にある「洗濯アトリエ」をご紹介いただきながらお話しました。
対談動画1
洗濯アトリエの魅力は、ズバリ「一か所集中!」洗濯動線の短さです。
洗濯の工程の「1脱ぐ」から「9収納する」まで全てが集約された間取りになっています。
動画内では、間取りと共に洗濯アトリエの家事ラクのポイントもご紹介いただいているので、ぜひご覧ください。
「洗濯動線を短くする」といっても、「家が狭いから無理」という声も聞こえてきそうです。
一か所にまとめられない場合でも、どこで動線を短くしたいか、どこに適度なスペースがあれば家事がラクになるか、ご家庭に合わせて考えてみるといいですね。
「家族が多い」「部活で洗濯物が多い」「洗濯物が少ない」など量の問題や、「乾燥機で乾かしたい」「部屋干し派」「外干し派」などのこだわりはいろいろあると思います。
私は数年前から、ほぼ部屋干し(バスルーム干し)で、時々外干し派。取り込んだ洗濯物は洗面室に運んで洗面室でたたみ、タオルや下着、部屋着などは洗面室に収納。他はクローゼットへという流れで、洗濯物が部屋に留まることがなくなりました。
ちなみに、洗濯家の中村祐一さんは部屋干し派でした。
理由は、洗濯物が紫外線で傷まないようにということと、天候に左右されないということ。
このように洗濯に関する価値観によっても間取りの考え方も違ってきますね。
私が提案するらく住むの間取りプランでも、洗濯動線を意識しています。
1階の洗面脱衣室から続く「家事室」。
ここをランドリースペースにすれば、浴室・洗面室・家事室と連動して干す、たたむ、収納などの作業をすることができます。
また、ファミリークローゼットとして、ワークスペースとして、フレキシブルに使えるスペースとして動線上に設けていることもポイントです。
2階のフリールームは、ベランダに面して風通しもよく、第2のランドリールームとして活用することもできます。
フリールームは、ライフスタイルに合わせて使えるプラスαのスペース。
その時々に用途を変えられる間取りから、家事動線を一緒に考えてみませんか?
洗濯機を置く場所はバスルームに隣接した洗面室脱衣室。
とても狭く、洗面化粧台と洗濯機が置けるスペースだけ。
洗濯かごを置く広さもなく、タオルや衣類も収納できない間取りが当たり前でした。
これからの住まいでは、どこにどのくらいのスペースが必要なのか、新築を計画されるご家庭に合わせて、考えていく必要があります。より暮らしに寄り添う家づくりを「らく住む」は目指しています。
ぜひ一緒に、暮らしの家事動線を間取りに落とし込み、快適な住まいづくりを目指しましょう!
対談動画2
対談動画3
対談動画4
木津川市で「らく住む」を展開する工務店・喜創。
京都府木津川市や精華町、奈良市、大和郡山市などを中心に
戸建て新築住宅やリノベーションなどを手掛ける工務店です。
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