家探しをする際、皆さんは何を基準に土地を選ぶでしょうか?
弊社のモデルハウス見学にご来場されるお客様、家づくりの相談に来られるお客様がよく口にされるのは、「ハザードマップ」という言葉です。
昨今の災害事情を鑑みると、誰しも安全な場所に住まいたいという思いがあるでしょう。
今年の8月に宮崎県で最大震度6弱を観測する地震があり、気象庁が南海トラフ臨時情報の「巨大地震注意」を初めて発表しましたね。南海トラフの危険性をすぐさま自分ごととして考えるのは難しいかもしれませんが、東日本大震災、熊本地震、熱海市伊豆山土石流災害などで多くの命が失われた過去を振り返ると、「安心安全なところに家を建てたい」という思いがあって当然です。
今日は、安心安全な家を建てるために、どのように土地を選べばいいか、考えてみたいと思います。
国土交通省の国土地理院のページでは、「自然災害による被害の軽減や防災対策に使用する目的で、被災想定区域や避難場所・避難経路などの防災関係施設の位置などを表示した地図」と明記されています。
このサイトでは、調べたい住所を入力して災害リスクを調べることができます。
実際に住所を入力したあとは、洪水・土砂災害・高潮・津波のリスク情報、道路防災情報、土地の特徴などを地図や写真に自由に重ねて表示することも可能です。
では、喜創の近くにある住宅街・木津川市城山台を例に調べてみます。
「木津川市城山台」という住所を入力し、「洪水」「土砂災害」など表示したい項目をチェックするだけです。
城山台あたりは高台になっているので、「津波」や「高潮」については心配なさそうです。ですが、木津川が近いので「洪水」や、造成地なので「土砂災害」も気になるところですね。
以下が災害リスクを重ねたハザードマップです。
・JR木津駅周辺までは洪水リスク有
・城山台のほとんどのエリアは土砂災害のリスクなし
ということが分かります。
皆さんがお住まいの自治体でもハザードマップを作っています。私が住んでいるエリアでも、大きなハザードマップが配布されました。
木津川市総合防災マップ
木津川市のホームページでは常の最新のハザードマップが公開されています。現在確認できるのは、
です。
木津川市で想定される地震や液状化の危険度なども確認することが可能です。
これから土地を選ぼうとされている場合は、ぜひチェックしてみてください。木津川市の詳しい情報をお知りになりたい場合は、モデルハウス見学会の際にご質問くださいね。
とはいえ、ハザードマップを前提に土地探しをするだけではなく、ご家族にとっては土地選びの条件は、いろいろあると思います。
例えば
・最寄り駅から徒歩10分以内
・40坪以上
・子どもの学校の校区
・車で5分以内にショッピングセンター
・親の家から車で30分圏内
などなど・・・。
やっと予算内で希望の土地が見つかっても、災害リスクが多い場所を選ぶことはお勧めできません。
まずは災害のリスクの有無を確認し、それから家族の中で優先したい条件をチェックしていきましょう。
私は30年前から現在の場所に住んでいます。恥ずかしながら、この記事を書いていますが、ハザードマップの存在など当時は知らず、災害リスクについても深く考えることなく、現在の住まいを購入しました。
実は10年程前に局地的な大雨が降り、私の住まいより、東に100メートルほどのエリアが床下浸水しました。近くに大きな通りがあり、どの通りより東は少し土地が下がっているのです。
後日、ハザードマップ「洪水浸水想定区域」を確認したら、通りから東は洪水リスクが3段階高くなっていました。
30年住んでいて、そういった被害を目の当たりにしたのは1度だけですが、やはりハザードマップ確認の重要性を実感した次第です。
木津川市で「らく住む」を展開する工務店・喜創。
京都府木津川市や精華町、奈良市、大和郡山市などを中心に
戸建て新築住宅やリノベーションなどを手掛ける工務店です。
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戸建て建売、中古住宅、中古物件を希望の方も、意外と知らない新築との違いをお伝えいたします。
らく住むのモデルハウスは、京都と奈良市をつなぐ24号線沿い。
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