災害に強い家を建てたい!新築住宅のキッチンは「IH」か「ガス」のどちらがお勧め? - らく住む|木津川市・奈良市の注文住宅

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災害に強い家を建てたい!
新築住宅のキッチンは「IH」か「ガス」のどちらがお勧め?
2021.10.04

こんにちは!
木津川市の工務店が手掛ける、注文住宅「らく住む」のインテリアコーディネーター中筋恵子です。

「らく住む」は、ママの声をカタチにした家づくりブランド。子育てをしながら働くママや共働きご夫婦が、らくに楽しく住まう提案をさせていただきますね。

ママの声をカタチにした家づくりブランド「らく住む」では、毎月1回、女性インテリアコーディネーターが 延べ床面積18坪から34坪の商品プラン(間取り)をご提案。

ブログでは、家事動線や収納スペースなど、間取りのポイントを「らく住むPoint」としてご紹介しています。

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なが~い長いガスコンロの時代を経て、キッチンの主なエネルギー源に「電気」という選択肢が加わりました。

IHもどんどん進化して使いやすくなっているので、インテリア性も重視してIHを希望する方は多くなっています。一方で、どちらにしようか迷う方が増えて来たことも感じています。

今回のコラムは少し建築的な見方も交えて、ガスコンロとIHの違いについてお話ししたいと思います。

ガスコンロとIHコンロの大きな違い

当たり前ですが、ガスコンロとIHの最大の違いは、実際に炎が出るか出ないかです。

これが結構重要で、ガスコンロは火が出る部分から鍋底までに空間があるせいで、鍋に伝わるエネルギーを40%近くロスしています。

その点、IHはお鍋にエネルギーが90%以上伝わっているので、無駄のない調理設備といえるでしょう。ただし、コンロのプレートとお鍋がしっかり付いていて、熱を十分伝えられる素材でないとエネルギーが無駄になってしまいます。時々IHに火が付かなくて故障かと思ったら、お鍋との関係だったという話も少なくありません。

一般的に「IH用の鍋の使用」を勧められるのはこのためです。

IHを入れる時に気を付けること

新築でもリフォームでも、IHをキッチンに入れる時は200V(ボルト)の電源が必要です。キッチン施工時に、200Vのコンセントを付けてもらうようにしましょう。

現在ガスコンロを使っている方でも、将来IHを取り付けたいと思っているなら、キッチンコンロ奥に200Vの電源を通しておけばいつでも簡単にIHに変更可能です。

また、マンション全体で供給されている電源には限りがあります。もちろん、どの建物も少し余裕を持っていますが、入居している全世帯がIHを入れられないことが多いのも事実です。

新築時は事業主に、リフォームの場合は管理組合にIHを入れる余裕があるか確認してから購入することをお勧めします。

IHは炎が出ないので、プレートが熱くなっているか分かりません。基本的に調理器具を置かないと電気が通らないのですが、使い終わってすぐはとても高温になっています。小さいお子さんがいるご家庭では、特に注意してください。

最近は、プレートが熱い間はわざと赤い光を浮き上がらせて、冷めていないことを知らせるIHもあります。子育て世代のファミリーなら、そういったタイプを入れるのも良いかもしれませんね。

ガスを入れる時に気をつけること

ガスは炎が直接出るので、キッチン周辺の素材と炎からの距離が重要です。コンロと壁は側面、背面は15㎝以上、上は100cm以上離す必要があり、材料も燃えにくい材料を使いましょう。

もちろん、調理をするときも炎がありますので、消し忘れには充分な配慮が必要ですね。一定の温度になったら、ガスが消えるセンサー付きのタイプをお勧めします。

また、新築する予定の土地に、都市ガスが引き込んである場合は問題ありませんが、都市ガスを引き込んでいない場合は、本管から引き込み家屋までの費用が新たにかかります。

都市ガスが引き込めない場所なら、プロパンガスという選択肢もあります。

キッチンから考える我が家のエネルギー

以上のことを考えると、「ガス」と「電気」のどちらを選択するかは、キッチンの問題だけではないことが分かります。

反対に、キッチンをどうしたいかで、どの様な住宅にするか決まって来ることもありますね。「新築→戸建て→土地から探している」場合なら、間取りやインテリアを検討する際に、エネルギーも何を選ぶか考えておきましょう。

ちなみに、喜創が手掛ける住宅ブランド「らく住む」の標準仕様はオール電化。都市ガスやプロパンガスという選択肢がない分、土地選びの制限は少ないといえるでしょう。

 

私は、2011年東日本大震災と、2018年の大阪北部地震を経験しました。2011年当時は神奈川県在住でしたが、何度も計画停電があり、頼れるのはガスだったのを覚えています。2018年は、まさしく震源地近くに住んでいましたので、ガスが2週間近く止まってしまい、料理は電子レンジ、ホットプレートでしのぎました。

経験をふまえて提案するなら、お家のエネルギーは幾つかあった方がいいように思います。新築計画をするときは、エネルギーのことも家族で話し合っておきたいものです。

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木津川市で「らく住む」を展開する工務店・喜創。
京都府木津川市や精華町、奈良市、大和郡山市などを中心に
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