


今回ご紹介する施工事例は、ご家族3人のために計画した、片流れ屋根の広い平屋です。
“回遊できる間取り”が魅力のM様邸ですが、実はその裏に、ひとつひとつの選択と、土地条件を乗り越えたストーリーがありました。
この住まいの設計テーマは、「家の中で、人も家事も、行き止まりをつくらない」こと。
M様邸は、パントリーを通ってキッチンへ抜けられる動線をつくり、動線を“邪魔しない収納計画”で回遊の良さを最大化しました。毎日の小さなストレスを、設計で減らす発想です。
玄関からパントリーに直行できるので、お買物の片付けもスムーズです。

お施主様のご要望のひとつが、「洗濯物はあまり外に干したくない」というもの。
そこで、ランドリースペースとウォークスルークローゼットを一直線に配置し、洗濯機で洗う→室内干し→そのままクローゼットへ収納、という動線が最短距離ですむ設計にしました。
しかも、このクローゼットは洗面所からも出入りできる「ウォークスルー」タイプ。棚板も洗面所側から使えるので、タオルや下着類の出し入れもスムーズです。

外観でまず目を引くのは、片流れ屋根のシャープさ。
玄関部分は、雨がかからないように軒先を90cm伸ばしました。
「傘の開け閉め」「荷物の出し入れ」「子どもの送り迎え」など、玄関は意外と“濡れポイント”が多い場所です。
広さや見た目だけではなく、こういう毎日の小さな困りごと対策が、住み心地を底上げします。

もうひとつ、お施主様の明確なご要望がありました。
「できる限り窓の大きさを小さくしてほしい」
開放感=大きな窓、という発想もありますが、窓は「熱の出入り」が大きい場所でもあります。
そこで今回は、必要な明るさと視線の抜けを確保しながら、窓のサイズ・配置を丁寧に調整。外からの視線や冷暖房効率、落ち着いた暮らしといっらバランスを優先しました。
M様邸は、BELS評価で最高ランクの「5つ星」を取得。断熱性能も最高等級の5、ZEH基準もクリアし、UA値は0.5を実現しています。
窓を小さくした判断も、この高い断熱性能があってこそ。冷暖房効率が良いので、光熱費を抑えながら一年中快適に過ごせる住まいです。

室内に入ってまず印象に残るのが、玄関を入ってすぐのアーチ状の入口。
“やわらかい曲線”をひとつ入れるだけで、平屋の横の広がりに表情が出ます。
LDKは梁見せで天井にリズムをつくり、広さを“数字以上”に感じさせる工夫を施しました。
ソラレジという、太陽光パネルを初期費用ゼロで導入できる、関西電力の定額制サービス「ソラレジ」を採用しました。

回遊動線は、図面だけでは完成しません。
「毎日どう暮らすか」を、丁寧にお伺いして、形にしていく。 それが、私たちの家づくりです。
生駒市での家づくり、平屋の間取り、高断熱住宅のこと。 どんなことでも、まずはお気軽にご相談ください。
お施主様の「こうしたい」を、一緒に整理するところから始めましょう。
私たちの拠点は京都府木津川市にありますが、京田辺市・精華町をはじめ、奈良市北部や生駒市などでも多くの施工実績があります。
モデルハウスの見学も随時受付中ですので、家づくりのことはぜひお気軽にご相談ください。