注文住宅で失敗しない無垢フローリングの選び方。デメリットとメリットは紙一重!? - らく住む|木津川市・奈良市の注文住宅

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注文住宅で失敗しない無垢フローリングの選び方。デメリットとメリットは紙一重!?
2021.09.20

こんにちは!
木津川市の工務店が手掛ける、注文住宅「らく住む」のインテリアコーディネーター古田光です。

ママの声をカタチにした家づくりブランド「らく住む」では、毎月1回、女性インテリアコーディネーターが 延べ床面積18坪から34坪の商品プラン(間取り)をご提案。
ブログでは、家事動線や収納スペースなど、間取りのポイントを「らく住むPoint」としてご紹介しています。

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新築やリフォームの際に、多くの方がこだわり、悩むアイテムのひとつが床材です。
しかし、床材の種類はハンパなく多い。こだわってはみたものの、結局、なんとなくの知識とイメージで床材を選んでいませんか?

「自然素材は身体に良さそうだし、流行だし、かっこいいから無垢フローリングを選んだ」・・・その先はどうなると思いますか?
無垢家具職人でもある私ならではの視点から、何となくでは絶対選んではいけない「無垢フローリング」を中心に、お話ししていこうと思います。

木質フローリングの種類

「フローリングって、全部木でできてるんじゃないの?」という疑問を耳にすることがあります。
「無垢フローリング」についてお話しする前に、ここで少し「木質フローリング」の説明しておこうと思います。ちなみにフローリングには木質ではない素材のものもあります。

木質フローリングは素材となる木の種類だけでなく、床材のつくりによって、大きく「無垢フローリング」と「複合フローリング」に種類が分かれています。

無垢フローリング

無垢材とは、天然の木を丸太から切り出した木材のことをいいます。
その無垢材を床材に加工したものを「無垢フローリング」と呼んでいます。

無垢フローリングの 断面

複合フローリング

複合フローリングとは、合板などの基材の表面に薄くスライスした天然木の単板や化粧シ-トといった化粧材を張り合わせて作られた床材のこと。
デザイン性や機能性の高い商品が多く、無垢と比べてコストを抑えられる傾向にあるため、一般的な住宅に使われることが多いです。

表面化粧材には主に、木材を2~3mmほどの厚みで挽いた「挽板」、木材を0.2~1mmほどの薄さにスライスした「突板」、樹脂などに木目などの模様をプリントした「シ-ト」の3種類があります。

複合フローリングの 断面

無垢フローリングのデメリット

人気がある無垢フローリングですが、アンケートでは「新築時に選んで後悔したもの」にも上位にランクインしています。そこで、実はデメリットがとても多い!ということをまず知っていただきたいと思います。

反りやすい

無垢の木は、温度や湿度の変化で伸縮することにより反りや割れが生じる可能性があります。
全般的に、ダイレクトにフローリングを温める床暖房には不向きです。

伸縮しやすい

反りと同時に、縦にも横にも伸縮します。室内の環境や樹種によって、伸縮度合に差が生まれるという特徴も。
特に横(幅)方向の伸縮が激しく、湿気を吸って膨張して床鳴りの原因になったり、乾燥して縮むと、床の隙間にゴミやホコリがたまりやすくなったりします。

キズ・汚れがつきやすい

無垢材の素材感を活かすために、表面コーティング膜が薄い、オイル塗装やワックス塗装で仕上げることが多いです。
そのため、木そのものの強度に比例して、キズ・汚れがつきやすくなります。
加えて、オイルやワックスは乾きやすく、膜が剥がれやすいため、キズ補修や塗り直しなどのこまめなお手入れが必要です。

変色する、色むらがある

樹種によっては、経年変化で変色するものがあり、日に当たって色が抜けたり、濃くなったりします。
また、一枚一枚、色むらや板の表情の違いが激しいものもあります。

価格が高い

「複合フローリング」と比較すると、高価なものが多いです。

無垢フローリングのデメリットはメリット?

デメリットだらけの無垢フローリングにメリットはあるの?と思われるかもしれませんが、もちろんあります!
実は、デメリットにある要素はすべて、メリットでもあると私は思っています。

肌触り・質感が良い

自然の反りや、色むらから湧き出る生命力なのか、自然の織り成す技なのか?無垢フローリングは、見た目や質感がとにかく良い!
キズつきやすい材ほど、肌触りも柔らかくクッション性も高いので、小さなお子様のいる家に適しています。
お子様だけでなく、足腰の悪い方にもオススメです。

暖かい

木の中にはたくさんの空気が存在し、熱を伝えにくい性質があります。そのため、夏は冷たくて気持ちよく、冬はそれほど冷たくならないメリットがあります。
スギなどの針葉樹の床は、「床暖房が必要ないほど」とも言われています。

香りが良い

ヒノキやスギの香りは有名ですよね。床を張ったばかりの空間は、とても心地よい香りに包まれます。
無垢フローリングのキズや汚れは、削って修繕することができます。削った後の香りもまた良いもの。オ-クは、ほんのり甘く美味しそうな香りがします。

経年変化を楽しむことができる

私の思う、トップ オブ「無垢フローリングのメリット」です。
とにかく、無垢の木の経年変化が、たまらなく愛おしい。反ったら反ったで面白く、色が変わっていくことが楽しく、どう育っていくのか分からない時はドキドキするけど、思った通りに育つと嬉しくなる。
年月を経て、より味わい深く成長してくれるところがすばらしいと、常々感じています。

課題を解消する無垢フローリングの進化

反りやすい性質を加工技術で緩和

現在生産されている無垢フローリングの多くは、板の裏に反りを緩和するための溝加工がされています。また、板の側面には実(さね)加工という凸凹の加工がなされており、板と板を組み合わせることにより、反りや剥がれを防ぎます。

溝加工と実(さね)加工

床暖房対応の複合フローリングの登場

フロ-リングメーカー独自の技術開発も進んでいます。「挽き板の複合フローリング」には、床暖房対応のものがあり、割れや反りを防止する特殊な加工がされています。
経年変化を楽しむことはできませんが、一見、無垢フローリングと区別のつかないものも。特に広葉樹の製品はオススメです。

お手頃価格の無垢フローリング

ウッドショックの影響もあり、国産のスギやヒノキの製品が人気急上昇中です。
スギ材は、無垢フローリングの中でも比較的安価で安定して購入することができます。

無垢フローリングは長く使える

施工後の2年程度の期間、無垢材はその空間に馴染むために大きく変化します。その変化に最初は不安になることもあるでしょう。
慣れてくると、自分である程度のお手入れや修繕ができるようになると思います。
修繕して長く使えるのは、無垢フローリングのメリット。その点、複合フローリングは修繕が難しく、劣化すると張替えが必要になります。
長期的に考えると、複合フローリングより無垢フローリングの方が安価になることもあるかもしれませんね。

「何を重視するのか?」を考えよう

「デメリットはメリットでもある」と書きましたが、「何を重視するのか?」を考えることが大切です。
無垢材を愛する私でさえ、自分の家ではほぼ「突板の複合フローリング」を採用しています。

などが、無垢材を選ばなかった理由です。

そのかわりと言っては何ですが、長時間作業する工房には、膝や腰に優しく冷えにくい杉の無垢板を、床にも壁にも張って、無垢材空間を満喫しています(笑)。

さて、あなたが床材に求めることは何ですか?
床材は、空間全体のイメージを左右する大切な要素であるとともに、暮らしの心地よさにも大きく影響するものです。
種類の多すぎる床材の全てを知ることが重要ではなく、「何を重視するか」を考え、優先順位を決めることが大切です。

迷った時や分からないことは、専門家に相談して、あなたの暮らしに合う床材を選んでくださいね。

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