こんにちは!
木津川市の工務店が手掛ける、注文住宅「らく住む」のインテリアコーディネーター中筋恵子です。
「らく住む」は、ママの声をカタチにした家づくりブランド。子育てをしながら働くママや共働きご夫婦が、らくに楽しく住まう提案をさせていただきますね。
ママの声をカタチにした家づくりブランド「らく住む」では、女性インテリアコーディネーターが 延べ床面積18坪から34坪の戸建てプラン(間取り)をご提案。
ブログでは、家事動線や収納スペースなど、間取りのポイントを「らく住むPoint」としてご紹介しています。
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新築時に食器棚について考える方はとても多いように思います。
今回のコラムは、そんな毎日使う食器棚がテーマです。
お仕事でいろいろなお客様とお会いしますが、機能性だけでなく、食器棚にデザイン性を求めている人が多くなっていることを感じます。
昨今はキッチンがオープンになっているプランが多いため、食器棚がとても目立つようになりました。キッチンが食事を作る設備ではなく、インテリア化しているのです。
また、食器棚の形状で個性を発揮しやすいので、自分だけのキッチンスペースにしたいというこだわりを感じます。
そんな食器棚のタイプは大きく2種類に分かれます。
食器棚のキャビネット、吊戸棚、収納棚などを、壁に工事で取り付けるタイプです。
食器棚だけでなく、キッチン周辺の棚や収納など、トータルでイメージを合わせたいと思っている人には、形だけでなく、色や素材を合わせることもできるのでお勧めです。
家具店や、インターネットなどで購入できて、設置場所に置くだけのタイプの食器棚です。
将来的にレイアウトが変わるかもしれないという方、予算を抑えたい方向け。最近は床から天井まで組み合わせて設置できる食器棚もあり、一見すると作り付け家具のように見える物もあります。クオリティが高く、自分好みにカスタマイズできるシリーズもあります。
置いてあるだけなので、模様替えがしやすい
価格が手ごろな物から高価な物まで、選択肢が多い
規格のサイズが決まっているので、間取りにサイズが合わないこともある。
適切な耐震対策をしないと転倒の危険がある
キッチンとデザインが合いにくい
必ずしも自分のイメージにぴったり合うわけではない
食器棚にはたくさんのアイテムを収納します。市販の食器棚は、主に食器と家電置き場の機能を中心に考えている物がほとんどのように思います。
ただし、昨今は地域によってゴミの分別はさまざまであり、キッチンの中でゴミの場所を考えておくのは重要です。
食器棚の種類によっては、棚の中にゴミ箱が収納できるものもあります。生ごみなどは食器棚に臭いがこもりやすくなるため、ペットボトル等の資源ごみを入れて、生ごみは別の場所を保管するのがお勧めです。
また、食器棚の下をオープンにしておいて、市販のゴミ箱を置く形もあります。ゴミ箱もサイズデザインが多様になっていますので、私はそちらの採用をお勧めすることが多いです。
少し前まで、食器棚のカウンターの高さはキッチンの天板の高さと同じにすることが多かったです。
キッチンのデザインに合うという理由と、カウンターで盛り付けをする際は、同じ高さの方が作業がスムーズでした。
ただ、カウンターの上に家電製品が並ぶことが多くなり、最近はカウンターの高さが高い方が人気になってきました。
カウンターが高いと、収納量も増えます。下台のタイプは、上一段を引き出しにしてカトラリーなどを収納する形が人気です。
またその下を開き扉という形状を以前はよく見かけましたが、現在は全部引き出しを希望される方が圧倒的に多くなりました。
引き出しの方が上から何があるか見渡せるので、持ち物を把握しやすいメリットがあります。
食器棚を上と下に分けた時、主に下台の奥行は45㎝~50㎝が多いです。
これは、大皿がすっぽりと入る大きさで、新築や賃貸のキッチンの配置も、その位の食器棚を置くことを想定しています。
一方、上の吊戸棚は、下台より10㎝程奥行が浅い35㎝位にします。
これは、人が作業をするときに少し前かがみになり、頭が吊戸棚と当たらないようにするためです。
ここが同じ奥行だと、けっこう作業にストレスがかかります。
吊り戸棚は奥の物が取りにくく、何年も忘れていたのが出てきた、なんてこともありがちですね。
上部を吊戸棚にしないで、棚だけを設ける場合も、何を置きたいかを考えて奥行を決めることをお勧めします。
キッチン周りには大小さまざまな物が溢れていますし、作業も多岐に渡ります。
キッチンでは作業がスムーズにいくことが求められるので、自分がどのような動線で作業をしているか、設置する前にいちど見直してみましょう。
木津川市で「らく住む」を展開する工務店・喜創。
京都府木津川市や精華町、奈良市、大和郡山市などを中心に
戸建て新築住宅やリノベーションなどを手掛ける工務店です。
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