暮らしやすさにつながる戸建て住宅の電気配線計画のポイント - らく住む|木津川市・奈良市の工務店|注文住宅

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暮らしやすさにつながる戸建て住宅
の電気配線計画のポイント
2023.06.26

こんにちは!
木津川市の工務店が手掛ける、注文住宅「らく住む」のインテリアコーディネーター眞鍋京子です。

ママの声をカタチにした家づくりブランド「らく住む」では、女性インテリアコーディネーターが 延べ床面積18坪から34坪の戸建てプラン(間取り)をご提案。
ブログでは、家事動線や収納スペースなど、間取りのポイントを「らく住むPoint」としてご紹介しています。

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インテリアコーディネーターというと、内装の色を決めたり家具やカーテンを選んだりする人という印象があるのではないかと思います。

インテリアコーディネーターは、照明の配灯やスイッチの位置、コンセントの位置などを、暮らし方と照らし合わせて配線計画のサポートも行います。

暮らしやすさにつながる電気配線計画は、インテリアにも影響してきます。
今回は、電気配線計画のポイントについて考えてみましょう。

配線計画と間取り・家具配置の関係

間取りを決める時、ソファやダイニングテーブル、ベッドやデスクなど、主な家具配置もイメージして計画されると思います。

ドアやクローゼット、隣の部屋とのつながりによっては、家具配置のしやすさも異なります。

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生活が始まると模様替えをすることもありますが、新築で引っ越した時に、どのように家具配置をするのかは考えておきましょう。

平面図で、4.5畳、6畳など部屋の大きさだけで、なんとなく「今の部屋よりも広いな」「今よりも狭いな」と感覚でとらえるだけでなく、家具配置を平面図に描くことで、具体的な暮らしが見えてきます。

そして、家具配置と同時に家電製品をどこに置いてどこで使うのかも、計画時に検討します。

動線計画と配線計画

戸建て注文住宅で間取りが決まると、その家の中で暮らすイメージが膨らみますね。家具・家電製品の配置が決まったら、具体的に図面を歩いてみましょう。

 玄関から家に入るシーン、キッチンで料理を作っているシーン、リビングでくつろぐシーン、いろんなシーンを思い浮かべます。

配線計画を考える時には、部屋ごとのシーンだけでなく、朝起きてから夜寝るまでの一日の動きをシミュレーションしてみましょう。

配灯とスイッチの計画

配灯とスイッチを計画する際には、生活動線を考慮します。

寝室や子ども部屋はドアを開けてすぐのところにスイッチを計画するのがおすすめ。LDKのように、出入り口が一ヶ所だけでなく、他の部屋とのつながりがある場合は、暗がりでの移動がないかどうかチェックしながらシミュレーションするといいですね。

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スイッチの計画のポイント

いろんなシーンを想定して不便がないようにスイッチの位置を検討しますが、次のようなポイントを考慮します。

*ドアを開けてすぐの戸先側に配置

*ひとつのスイッチで、「どの照明が」または「どことどこの照明が」点灯するとよいか
例1:階段のスイッチと廊下のスイッチは分ける方が便利か、分けない方が便利か
例2:外出の際、一度に消灯できる方が便利か、動線に合わせて個々に消灯できる方が便利か

*点ける時だけでなく、消すときのことも考える
例:LDKのドア近くのスイッチが、寝る時に上がる階段の位置から遠いなど

*スイッチをまとめる方が使いやすいやすいか、分ける方が使いやすいか。
例:スイッチがまとまっていると、どれを点けるか迷うなど

間取りやライフスタイルによって、便利かどうかも異なります。

2カ所で点け消しできる「3路スイッチ」や、スイッチ位置が分かりやすい「ホタルスイッチ」、点灯状況が分かりやすい「パイロットスイッチ」や、そのほか機能的なスイッチも、状況に応じて取り入れるといいですね。


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コンセント計画

コンセントは、家具配置や家電製品の種類、置く場所、使う場所により決まります。

お掃除ロボットや充電タイプのスティック掃除機をご使用のご家庭も増えてきました。

最近は、各室にエアコン用の専用回路を設置することがほとんど。脱衣室兼用のランドリールームや、ワークスペースなどの省スペースにもエアコンを希望される場合もあります。

アイロンを使う場所が、「ランドリースペースなのか」「LDKなのか」など、コンセント計画は暮らし方に関係してきますね。

コンセント計画のポイント

*デスク上下やカウンター上下など、高さの指定の有無
例:デスク上が便利な場合もあれば、デスク上の配線が邪魔になる場合もあります

*コンセントは、線を差した状態でイメージする
例:コンセントに線を差し込む奥行で家具が置けない
例:家具上のコンセントから延びる線が、部屋の目立つところに丸見え

*常に差すものと抜き差しするものを考える
例:抜き差ししやすい高さや位置を指定
例:常に差している線を目立たないように対策

*エアコンの配置は、室外機の置き場所も想定する
例:2階の部屋の室外機を設置したい場所にスペースがない
例:エアコン室外機が、家の正面の目立つ位置しか置けないなど

*壁掛けTVにするのかしないのかとAV機器との接続
例:壁掛けTVにしたのに、配線が丸見え

まとめ

新築の場合、これからのお住まいでの暮らしを想像していたくために、インテリアコーディネーターが、家具配置のアドバイスや暮らし方を質問しながら、計画をサポートします。

お客様の暮らしについて掘り下げながら電気配線の打ち合せをしていると、「電気の打ち合せ楽しいですね」とお伝えくださる方もいらっしゃいました。
新築のお打ち合せでは、電気配線などのご相談を通して、一気に暮らしのイメージが具体化していきます。
ご家族だけでなく、第三者のプロの視点を入れながら、暮らしのイメージをナビゲートすることも、インテリアコーディネーターの仕事のひとつです。

 

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